思っているほど難しくはない。ファクタリングの審査は銀行の事業性融資より早い・簡易です。
ファクタリングの審査が甘い
ところがありますか?
こういった質問が私キャッスルの所に
くることが増えています。
最近ファクタリングという売掛金買取の
サービスの認知度が上がってきている中で、
皆さん、心配されているのが、
ファクタリング会社の審査内容
です。
銀行の事業融資での審査とイメージが
重なる方が多く、「厳しいのでは?」と
お考えの方も多いのですが、
結論から言うと、
自社への経営状況の審査の厳しさは銀行より低い
という点が挙げられます。
このページでは、
売掛金を買い取って、それを即現金化
してくれるるファクタリング会社の審査の
中身と、
審査通過のポイントについて詳しくご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてください。
みなさまこんにちは!ファクタリングの審査に関する情報をお届けする「kouji」と申します。事業性資金は融資だけでなく売掛金の買い取りで調達できる場合もあります。積極的に活用を考えてみましょう。
●このページの目次
・銀行の事業融資とは違うファクタリングの審査はどういったものなのか?
銀行の事業融資とは違うファクタリングの審査はどういったものなのか?
事業での運転資金が不足した場合、
今までの常識では「事業性融資を受ける」
という方法がとられてきました。
例えば、銀行や日本政策金融公庫の
事業性融資を受けようとした場合、
当然、その会社や個人事業主に対して
審査が行われます。
会社・事業の経営状況や将来性をくまなく
チェックされ、「この会社にお金を貸しても
大丈夫か?」が検討されます。
この場合、審査の対象は主に
融資を受けたい会社や事業主
に対してとなります。
しかし、ファクタリングの場合は少し
違います。
※そもそもファクタリングというシステム
についてあまり理解できていないという
方は、まずこちらのページをご覧いただき
参考にしてみてください。↓
売掛金を買取るので、売掛先の信用度が重要
ファクタリングの場合は、「ファクタリングの
申し込みをする会社の取引先の経営状況」
を主にチェックされます。
ですので、ファクタリングの申し込み事業主の
経営状況が普通かやや低いといった場合でも、
商品やサービスを提供している取引先の
経営状況が優秀であれば、その売掛金
を先に買い取ることで、
支払い期日には売掛金を回収すれば
いいので、申し込み会社の経営状況を
ある程度横に置いておくことができます。
優良な売掛金さえあれば、一定の手数料を
支払ってもらいお金を融資受けることができます。
ですので、審査の対象としては売掛先が
最も重要となポイントとなります。
次にさらに審査のポイントについて詳しく
ご紹介します。
ファクタリングの審査について重要なポイントは4つ
ファクタリングの審査は、銀行からの融資などと比較すると通過しやすいといえます。
今回の記事では、ファクタリングの審査について重要視されるポイントなどを4つ紹介します。
【ポイント①:売掛先の信用力】
ファクタリングの審査で最も重要視されるのが「売掛先の信用力(支払能力)」です。
銀行などから融資を受ける場合、最も重要視されるのは融資を受ける企業の信用力ですが、
ファクタリングの場合は売掛先から資金を回収するため、売掛先の信用力が重要視されます。
万が一売掛先の倒産などにより債務不履行になった場合、ファクタリング会社は資金を回収することが
できないため、IR資料や帝国データバンク、信用情報機関などが所有するデータを参考に、業種や経営状況、
借入状況などから十分な支払能力があるか審査を行います。
【ポイント②:契約者の信用力】
もちろん契約者の信用力も審査の対象となります。
契約者については支払能力よりも、売掛債権が本当に存在しているか、二重譲渡の危険性がないかと
いったように、モラルリスク的な側面が重要視され、その正当性に関して取引先との契約書や請求書等を
用いて審査されます。
また売掛金の入金先口座が差し押さえられた場合、資金の回収ができなくなるため、直近の経営状況や
資金繰りの健全性なども審査の対象となります。
【ポイント③:債権の属性】
審査では債権の属性も重要視されます。
以下のような属性の場合、ファクタリング会社のリスクが低いことから、審査を通過しやすいといえます。
・診療報酬債権、介護報酬債権などの債権
・回収までの期日が短い債権
・突発的ではなく、定期的に発生している債権
【ポイント④:審査に必要な書類】
最後に、審査に必要な書類を紹介します。
必要な書類はファクタリング会社によって異なりますが、一般的には以下のようなものが挙げられます。
・免許証やパスポートなどの本人確認書類
・過去3期分の決算書類
・資金繰り表
・売掛金入金口座の通帳
2社間ファクタリングでは債務者に事実関係を確認することができないため、上記に加え契約書や請求書、
発注書などの売掛金の存在が確認できる書類が必要になることもあります。
また、契約時には納税証明書や印鑑証明書、登記簿謄本などが必要となります。
おすすめのファクタリング会社について
実際にどこのファクタリング会社を利用
すればいいのか?
については、メリットデ・メリットを調べて
比較してみた結果、当サイトがおすすめ
できる会社をご紹介しています。
詳しくはこちらの解説を参考にしてみてください。↓
ファクタリングの審査よくある質問と回答FAQ
ファクタリングの審査では、事業融資のように「申込者の評価」のみではなく、「申込者」と「売掛金会社」の2社で行われます。さらに、ファクタリングの審査では「売掛金会社の現状」の方が審査の影響が大きいため、申し込み者が小規模でも売掛金がある得意先がしっかりした会社であれば、審査通過の可能性は非常に高いものとなっています。※詳しくはこちら
一般的に決算書(税務申告済み捺印があるもの)・勘定科目・過去直近の取引入金が確認できる書類(入出金通帳・当座通帳照合表)・取引先との基本契約書(ない場合は相談が可能。)・成因資料(契約書・発注書・納品書・請求書など)となります。※詳しくはこちら
2社間ファクタリングを利用すれば、得意先に分からずに利用することができます。対して3社間ファクタリングを利用すると、得意先にも連絡がいくことになりわかってしまいます。それぞれにはメリット・デメリットがあります。※詳しくはこちらのページ
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